野菜の料理法に困ってしまったら保存食にする手があります。作り方は簡単!刻むのだけが手間です!
はつか大根が育ちました。でも食べきれない…
自宅裏に畑を持つ好立地寺院に暮らす、oxygentukiでございます。このたび、子どもたちが世話をしているはつか大根が採れました!
放置していた畝を耕しなおして、ほったらかし堆肥を入れて…
子どもたちにもやってもらい、種をまいて、せっせと水やり。これがすくすく育って一気に全部収穫時期になりました!数えたら70個を超えてます!
最初はサラダにしたり、てんぷらにしたりしてましたがたべきれない!
徐々に葉っぱや大根表面に傷みがでてきました。しょんぼり。せっかく作ってくれたのにMOTTAINAI!
保存食にする方法を本から
このタイミングで妻が
「この本参考に大根調理してね(はぁと」
と書置きして出かけたので、その指示に従った、というのが今回のお話。
この本です。
この本によると、刻んで、塩ふって混ぜて、絞って…以上で塩もみ野菜ができ、いろんな料理に使える3~4日保つ保存食になるという。これなら僕にもできる簡単さよ、と早速調理始めました!
調理自体は簡単。刻むのが手間だけど
まず材料のはつか大根を洗い、傷んでいる葉を取り除きます。ちょっとブヨブヨしてるはつか大根もあります。掘り出してから2、3日経ってるからね…葉っぱも結構捨てました(´・ω・`)
次に傷んだ皮や虫食いを切り取り。葉っぱには虫はいませんでした。根だけは食べたくなるんかな?不思議です。
収穫時期を行き過ぎて割れてしまってる根もあります。これを取り除いて、5mm角くらいに刻みます。
結構大変だ!半分に切って、また半分に切って、葉っぱもザクザク刻んでいきます。
30分くらいは刻み続けたでしょうか?ボール一杯の刻みはつか大根ができました。
塩を振って水分を出し、うまみを凝縮
この刻んだはつか大根に塩を振ります。塩の量の目安は、重量の3%。なので、既にボールが量りに乗っておりました。
ボールの重量を差し引いて、はつか大根の重さを出します。それの3%。
塩を振ったら軽く混ぜて、水気がでるまでちょっと置いときます。
その間に休憩を兼ねて、使わなくなった道具を洗って片付けていきましょう。
5分後。混ぜてみました。めっちゃ小さなってるやん!特に葉っぱがすごい収縮っぷりです。
味見してみると確かに塩気があった。ウマい。はつか大根自体の味も濃くなってる感じ!すげぇな塩!ボウルを傾けてみると確かに水が出てきてる。溜まってます。
では水気を絞りましょう。
空いてるボウルにふきん、手ぬぐいを掛けて、そこにはつか大根を載せます。これだと載せたとたんに包まれるのでこぼれにくいです。で、ぎゅーっと絞る!結構でますね!いつまで絞ればいいんだ!
終わる気がしません。テキトーなところでやめて、ジップロックへ入れ、空気を抜いてジップ。
重石を載せるとよいそうなので、冷蔵庫内にある水の2Lボトルを載せときました。
完成!塩気も効いて、大根らしく苦みの中にうま味が!
というわけで完成!あくる日に出して、ご飯に載せていただきました!
これはなかなかに渋い一品。生食やてんぷらよりも苦みを感じます。葉の部分の味かな?塩気は意外としっかり感じます。あれっぽっちの量だと思ってたのですが意外!ご飯のお供にちょうどいい一品ができました。
炒め物の具にしたり、みそ汁の具にしても美味しいそうなので、引き続き使っていきます!はつか大根だけじゃなくていろんな野菜で(特に葉物がおススメらしい)できるので、今後も食べきれない野菜でやってみたいですね。