ベビーカーの動きが悪くなったらシリコンスプレーで改善!556じゃないよ!★

なーんかキュルキュル音がする、思うように転がらない、畳むのに力がいる…
ということになってきたら、注油すれば直るかもしれません。買い換えはまだ早い!
クルマ好きの知識を家庭に活かしました。

年式、走行距離不明の中古車。2年ほど前にリサイクルショップで買ったもの。
最近車輪がキュルキュル言って、キャスターも回りにくく、畳むのもちょっと重い感じになってきました。動かすのにちょっとイラッときます…。

そんなときはシリコンスプレーを軸や軸穴、関節などに塗ってやれば軽ーーく動くようになりますよ!

スプレーして回転をよくするのは5−56じゃないの?

 

これがシリコンスプレー。ホームセンターのカー用品または工具コーナーにあります。

動きをよくする潤滑剤は5-56じゃないの?と思うところですが、製造元のホームページにはこうあります。

 

Q.ゴム、プラスチック、樹脂への使用は可能でしょうか。
A.劣化や変色の恐れがあるため、金属以外のものへはお使いにならないでください。
Q.プラスチックに使用できる潤滑剤はありますか?
A.プラスチックの潤滑には、5-56 無香性、5-56 ペンタイプ、シリコンスプレー、ドライファストルブ、速乾潤滑スプレー、シリコン グリースメイト、多用途すべり剤がご使用いただけます。

呉工業ホームページFAQより出典

5-56はプラスチックへの攻撃性があります(溶剤成分を含むため)。多用するとプラスチックが脆くなり、割れてしまうのです。シリコンにはそれがないので、ベビーカーのようなプラスチックと金属が接するところに使えるのです!

でも人体に無害、とかいうモノではないので、変に飛び散らないように気をつける必要はあります。子どもがさわるような所、手が届きそうだなと思う部分には使ってはいけません。

実際の作業は即終了。ノズルを使って隙間に吹く。

まずはひっくり返して、車輪の軸にシリコンスプレーをぷしゅっとな。
付属のノズルをつけて、最小限の飛散量にします。

キャスターの左右回転のところは、外せるようになってたので、外して、まず汚れを拭き取ります。

それからぷしゅっとな。

折りたたみの関節軸にも吹き付けて、
これにて完了。

 

効果は抜群。 動かしにくいベビーカーはこれでスルスル動きます。

転がしてみると、めっちゃ軽!!軽く走ります。
もちろん無音です。キャスターもぐるんぐるん回って蛇行運転もクランクも余裕。
想像以上に良くなった!

ポンコツ音がしてくるとものすごく買い換えたい(というか、じいじばあばに買ってほしくなる)気持ちがわいてきますが、こんな感じでメンテナンスしてやればなんてことなく復活します。

捨てるなんてMOTTAINAI!

今日の一品

金属どうしならコレ。錆落としにもどうぞ。緩まないネジにも効果あり。

今回使ったのはこちら。フタは余った5−56のフタが使えます。ノズルも付けられるし便利ですよ。