古着屋で買ったズボンの裾直しを自分でやりました。僕はももが太いので必然的に丈も長いものを選ばざるを得ません。
裾直しで自分に合ったズボンに仕上げます。
裾直しのきっかけはヒヤリハット
畑用に作業用ズボンを古着屋で買いました。johnbullというメーカーで日本製。
麻100%で軽く、通気性があって涼しいです。
しかし僕はももが太いので、ももに合わせると丈が長いものになってしまいます。
どうせ裾は長靴に突っ込むのでそのままにしていたのですが、
ある日引きずっている左足の裾を右足で踏んで、危うく階段から落ちそうになりました。
ある種の単独事故です。
そんなことで、決心して裾直しをすることにしたのです。
見よう見まねでそれっぽく裾直しできればOKとする
まずは店頭試着で裾を直してもらうのを真似て、裾を折り返し、鏡で丈長さをチェックします。
自分が直立したときの裾の位置を鏡で確かめます。
で、折り返しから数センチ上のところで裾部分を切り取ります。
切ってしまうと元に戻せないので緊張します。
この数センチは本来の裾の縫ってある部分のつくり、寸法を参考に決めます。
今回は1cm折って、更に3cm折った三つ折りになってたので、それを真似て裾を作ります。
寸法を測って、生地に印を付けます。チャコペンといった専用品もありますが、鉛筆で代用しました。
●裏表に気をつけて!
裏表に気をつけて折り返し、まち針で止めます。僕は右側で間違って裏向きに折ってました。
縫う前に気づいてよかった…
ミシンで縫う前に試し縫いするべき
それではミシンで縫います。
…
できた!しかし表になる方を向けると…
んげっ!
これはミシンへの下糸の通し方が悪かったようです。
ボビンを丁寧にセットしなおしたら治りました。
まず端切れで試しぬいをするのがオススメです。ジーンズのときは偶然何も起こらなかったというべきでしょう。
完成
失敗した方は諦めて、もう片方は無事に完成しました…と言いつつ妙なタックがついてしまいましたが、まあいいでしょう。
これにて完成です!
やはり手をかけたモノというのはいいですね。愛着が湧きます。
もしあそこで裾を踏んでなければ、後々本当に勢い良く階段から落ちたりしてたかもしれません。
なかなか自分の気付きと意思では行動を変えるのは難しく、「気付かされる」ことでようやく
何か変えなきゃ、となるんですよね。
お陰でズボンも満足行く出来になったし、なんというか、ほんとお陰さまで成り立っています。
いろいろ含みのある一件でした
笑い話にできれば幸い