タフさで有名なパタゴニアのバッグ。
でも壊れるときは壊れるし、穴も開きます。直してまだまだ使ってやりますよ!
ライトウェイト製品の普段使いは酷か
薄いナイロンでできているので軽い!パタゴニアのトラベルトートバッグ。
↓の旧モデルです。これはもうほつれ対策されてるかな?
嫁さんの酷使の結果、底に穴が開いたのと、肩ストラップの縫製がほつれてナイロンベルトが外れてしまいました。
パタゴニアといえばタフな作りでその分高価…みたいなイメージだったのでちょっとショック…
修理のプロの手に委ねようかとも思いましたが、売ることもないだろうから自分で直すことにしました。 参考 パタゴニア:修理(リペア)サービス
穴の補修は糸でかがり縫い+モンベルのリペアシート
まずは穴補修。
バッグの底に5mm程度の切れた部分ができていました。 …何度見てもショックです。厚めにしといてくれよ… レインウェアを直したモンベルのリペアシートだけでは、強度的に不安を感じたので、
傷口を糸で縫い合わせてからシートを貼ることにしました。 モンベルのレインウェアを修理。穴を専用リペアシートで塞ぐ。☆|坊主生活
穴を縫い合わせて…ランボーの治療シーンを思い出します。
上からシートをペタリ。
穴より結構大きめにケチらず切り出して、角を丸く面取りしておくと剥がれにくいです!
肩ストラップはミシンでバリバリ縫う
肩ストラップは糸がほつれてナイロンベルトとバックルが分離してしまいました。
…まあきれいに分解してくれたんである意味よかったです。
取れてない方のストラップを手本にしながら、ミシンで縫い合わせます。
直線縫いで数往復、仕上げにジグザグ縫いをかけて完成。
買った時より頑丈にできたんじゃない?反対側も取れる前にと、もう縫っておきました。
直す狙いはどこにあるのか。節約かそれとも。
(僕としては)高価なバッグなので、補修の手を入れるのはちっと勇気がいりましたが、
使えるものになりました。嬉しい!
…ジーンズを直してからというもの、衣類の補修が好きになってきました。
直したものを身に着けることで、見た人の心を動かしたい。
「直せるんだすごい」なんて称賛よりも、むしろ「えっ、直してるの?」って感じの違和感みたいなものを感じてもらえたら面白いですね。
「直してまた使えるようにする」ことは、僕にとってはとても満足感の高い仕事です。
モノへの愛着も湧きますもんね。ある意味「萌え」の境地。
廃棄物も、新たに作るための資源も減らすことができます。
だから広い意味での節約になりますよ。僕の懐に限らず。
まだまだしっかり使い込んで、「そこまでして使うの?」なんて言われてこうと思います!
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一つあるとナイロン製品にいろいろ使えます。ちょっとお高いけど楽に使えて頑丈です。