電池を換えても動かない…何故か?原因はそう、歯車にアリが挟まっているからだったのです!
グルーガンで隙間という隙間を塞いでやりました。
アナログ時計が謎の停止状態…原因は…
自然豊かな滋賀県で暮らすoxygentuki(@oxygentuki)でございます。
以前から、台所においたアナログ時計が動かなくなる事件が発生していました。
時計修理にチャレンジ。でも時計の複雑さに敗北。 – 坊主生活
このときの原因はアリ。アリが時計の歯車に挟まっているのです!
なんで!?
なんでそんなところに行きたがるのあなた!?
そんな怒りというか、哀れみを抱きつつ、初代は分解までできたのですが、組み立てられなかったので二代目に代わっています。テヘ。
でもこれも止まってしまいました。
しかも、コチ、コチと音だけはしているのです。
やっぱしアレが原因かなぁ…分解してみましょう。
IKEAアラームクロックの心臓部を分解して、「原因」を取り除く
今回の品はIKEAのアラームクロック。
コチ、コチと音はするんですが、動いていません。秒針ないからわかりにくいけど。
開けていきましょう。
まずはウラ面、長針、短針とアラームの針調整ノブを引っこ抜く。
四隅の+ネジを精密ドライバーで外します。
これで裏蓋がとれる、と。
機械部分を開けましょう。左右の+ネジを取ります。
引っ張ると機械がとれますが、針が盤面に落っこちてしまいます。
盤面はマイナスの精密ドライバーでカバーの端をこじれば開けられるので、閉じ込められた針を救出してやりましょう。
機械を取り出したら、側面、上面にあるツメをドライバーでこじ広げて裏蓋を外します。
勢い良くいくと、中の歯車が勢い良く飛び出すので注意!バラバラんなると面倒。
これが中身…電池を入れると、左上の青い歯車は動こうとするんですが、他の歯車が動きません。歯に「何か」挟まってるのでしょう。
原因はアリ一匹でした。
そっと歯車をどけていくと、ありました!
歯のかみ合わせに黒い粒が(写真はありません)!
アリです。ごくごく小さなアリ一匹で、時計が動かなくなってます。
ぴっ、と払い除けて、すぐさま復元にはいりましょう。
この前のCASI○の時計よりシンプルな作りなので、歯車の組み立ては割と楽でした。
そーっと分解と逆の順序で組み立てて行きます。
再発防止のために隙間をグルーガンで固めて。アリが時計に侵入しないように
復元あいなったIKEAのクロック。…て最初の写真と同じです。
次はもうやるまい…そのためにもアリの侵入路を絶たねばならぬ。どうするか…そうだ!
時計にある、隙間という隙間をグルーガンで埋めてやろう!
完成です。
電池の蓋をはじめ、アラームの鳴るとこ、調整ノブの出てくる穴などにモリモリ。グルーガンを着けてやります。
調整ノブを固めてしまわないように… ノブがくつかないように動かしながら、固まるのを待ちます。
電池が無くなったら、蓋を固めていたグルーをカッターで切って、また、グルーガンで固めてやりましょう。手間ですがそう近々はないと思いますから…
しかしなんでこんな歯車にアリが惹かれるのか?よくわかりませんが、これで時計も復旧です。やっぱし台所にも時計あると便利ですもんね。
これでもう大丈夫。かな?暖かくなった頃に止まる…なんてことないようにね!