プラモづくりで鍛えた技術力で、子どものおもちゃを修理します!
おもちゃが壊れて奪い合いが発生
おもちゃ修理も担当しております。oxygentuki(@oxygentuki)です。
うちの姉妹はおそろいでレゴの人形を持っています。
これのシリーズ品で、…なんともレゴっぽくないディズニーキャラみたいな線の細い人形…でもこれが我が家の女子では人気でございます。
でまあ、この線の細さが災いして、首の強度…軸と穴の固定力が低い!しかもよりによって1個だけ固定力が低い!
妹ちゃんの人形は頭がすぐとれちゃうのです。
こうなると
「貸して-」「嫌だー」の言い合い
→使っていないスキに使う
→「盗られた!」
のケンカが始まってしまう…
かといって新しい人形を買えば、もう一方が「ズルい私も欲しい!」となるでしょー?
どうしたもんか…これを解決するには…修理です!
レゴのユルユルになった軸をどうやって直すのか?
さて状況を観察します。
穴が大きいのか、軸が細いのかよくわかりません。穴を狭めるのは大変なので、軸を太らせてキュッととまるようにしましょう。
接着してしまうのも手ですけど、それはちょっと…後々クレームがつくかもしれません。「頭が動かない!」→「新しいのを(略」になるかも。
軸にグルーガンを盛って太くする
グルーガンが道具箱から出てきました。
グルーガンは接着もできますが、モノとモノをくっつけ無ければ、盛り材としても使えます。軸にこれを塗り付けて、太くしましょう。
ぺちょっと盛りました。これでOK…なわけはないですね。頭がはまらないので、はまるように削っていきましょう。
最初は爪切りで大まかに、そのあとカッターで微妙な薄さに仕上げていきます。
頭を差し込んでみて、キツさを見ながら削っていって…いい感じになったら完成!はみ出した分は切り取ります。
完成。プラモ少年の技術が役に立ちました。
さてくっついた首がとれないか…早速大丈夫かテストしてみます。
脱ぐのにとても大変そうなフルフェイスヘルメット。
OK!
もちろん本来のズラ…もとい髪の毛も大丈夫。首も回すことができます。グルーガンは接着力がそんなにないので、ちょっと耐久性に心配が残りますが…
この軸を太らすテクニック、本来はガンプラなどで「関節がゆるいときなどに、軸に瞬間接着剤を盛る」という技がありまして、それを応用したものです。
瞬着も家にあったんですけど、古すぎて新品のまま固まってました。買いに行くのもメンドウだなと思って…
直った人形を妹ちゃんに渡したらとても喜んでくれましたよ!ケンカの原因も無くなって平和が訪れました。若いころプラモづくりにハマっといてよかったです。
身についたことって、何がどこで役に立つか分からないもんですね。