原付オイル交換やってみよう。ダンボールを敷くことで時短整備だ!

ホンダベンリィCD50Sのオイル交換をしました。作業は「養生(汚れ防止)」「抜く」「注ぐ」の3工程。

中でも養生は大事です!時短につながりますよ。

オイル交換に必要なアイテムリストアップ

自家用整備士のoxygentuki(@oxygentuki)です。

CDベンリィのオイル交換をしました。3ヶ月or1000kmごとにオイル交換、と決めていたのですが、気づけば1年&2000kmが過ぎていて…それでも不具合無いホンダエンジンすごいねー!ではレッツ交換!

必要アイテム

  • ダンボール
  • オイルパック
  • オイル
  • ブレーキクリーナー
  • 17mmのメガネレンチ
  • ウエス

こんなとこでしょうか。ドレンガスケットが傷んでいればそれも交換しましょう。

 

養生は大事。片付けの手間は準備の比にならない

なので!まずはエンジン下にダンボールを敷きます。

えっ、そこなの!?と思うかもしれませんが、

この養生が大事で、「オレはこぼすなんてヘマしねーよ」「めんどくせー」とかでやらないと、
不意にひっくり返したり、予想外のところに飛んでいってて泣きを見ます。

オイル吸収パックを用意

 

原付き程度なら1回600ccくらいなので何度か繰り返し使えます。が、しかし、長いこと置いとくと中の袋から油分が染み出すので、長期保管には注意が必要です。

自作できないこともないですが、安いので買ったほうがいいでしょう。可燃ごみで出せますから、後始末がずいぶんとラクになります。

ドレンボルトを「メガネレンチ」で緩める

オイルの抜き取り口…エンジン底のドレンボルトを外します。このバイク…CD50はネジ頭サイズ17mmです。用意するのがめんどくさくてモンキーレンチなんか使うと、滑ってネジ頭を潰し、大変面倒なことになります。

ドレンボルトやネジ穴は砂などがつかないようにブレーキクリーナーとウエス(古Tシャツを切ったもの)で綺麗にしてやります。

注ぎ口(右ステップの横にあるプラスチックのふた)を開けてやると、エンジンの中を空気が通り、オイルの出が良くなります。とどめに片足スタンドで傾いている車体をまっすぐに起こしてやれば、さらに出し切ることができるでしょう。

オイル黒いなあ…ほっときすぎたと少し反省。

ドレンボルトを閉めて、新しいオイルを注ぐ

量は600ccくらい。しかし缶から直接注ぐのでカンで測ってます(缶だけに)。

前回のが余ってたので、新しいのと足して入れました。開封済みのオイルだと厳密には劣化とか、違うグレードだと成分の違いが…とかありますが、そこは天下のスーパーカブ系エンジンですからまあ大丈夫でしょう!?

最後にエンジンをかけて、オイルがエンジン内に回ってからオイルの量を測ります。
①エンジンを止めて②注ぎ口キャップに付いているゲージを拭いてから付け直し、③正常範囲にオイルが付いていることを確認します。

 

とにかく養生とサイズの合った工具の用意を。作業の時短に効きます

ポイントは

  • ダンボールを敷いておく
  • モンキーレンチは使わない

特に養生がしっかりしていると、安心して作業に集中できるので、疲れも少ないし、モノを無造作に置いても傷やらを気にしなくて済むから、本当に楽です。

モンキーレンチはねじ頭の角を潰す可能性があるのでお勧めしません。

素人ほどこういった準備をしっかりやっとくと、かえって掛かる時間が短く済みます。

また、自分でやるにあたって工具も買い増しすることになるのですが、道具があれば他のDIYにも使えますし、家庭の設備投資としてGOODですよ!

このご時世なら必要なモノは通販で揃いますし、近くにバイク屋がない…という方は自分でやってみる、という手でいきましょう!

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