仏教の体現で生きる。これをミニマリストから学ぶ。

   

 

●ミニマリスト経由で坊さんの責務を知る

“ミニマリストは評論家ではありません。  ミニマリズムの実践者です。”
出典: ミニマリストは『自分の暮らし』を書いたほうがいいmalzack blog

これは僕が読ませてもらっているミニマリストのmalzackさんのブログにあった言葉です。

malzackさんのブログから影響を受けて、僕も万年筆を買ってみたり、ヨガをやってみたりしています。

ここで万年筆を使っているのは、「リラックスして筆記できる」という記事を見たからです。

日記が続くかどうかは使い心地によるかも
https://bouzuseikatsu.com/blog-post_26-10/

malzackさんの言葉を見て、「これは坊さんにも言えることではないか」と、はっと気づきました。

ちょっとパクらせてもらいますと、

“坊さんは評論家ではありません。仏教の実践者です。”

これや!言葉と感覚がぱちっと嵌った気がします。

つまり坊さんにとって大事なのは「生活の仕方がどうか」ではないでしょうか。

改めて文を見つめなおすと、当たり前のことしか言ってない気がしますが、いかにこれが難しいか…「評論家」がとても多いことを感じます。
そういう話が始まると僕自身も評論家に成ってしまいそうですね(笑)。

親鸞も「ただ念仏」と言っていたのは、「解釈を議論するよりも、世相をあれこれいうよりも、自分の生き方を見つめ直しなさいよ」との意味もあったのかなと思います。ただ仏に感謝して生きることができればそれで十分。

シンプルでミニマルな心の指針でもあり、心の支えでもある念仏…

ですが、それすらできないものなんです。忘れてしまうんです。

生き様でアウトプットするしかない

  自分の生き様がどう他の人に映って、その人の助けとなるのか…

それは僕にもわかりませんが、楽しい時も辛い時も、「自分の生き方が充実している」と感じられるように、念仏といっしょにありたいと思います。