プラのソリを割ってしまった…石や木に当たると割れちゃいますよね。
でもちょっとの工夫で修理できますから、トコトン乗ってやりましょう!
出かける前に割れたそりを直す
どうも、自然豊かな滋賀県在住、oxygentuki(@oxygentuki<)です。
唐突ですが「そりすべり」、楽しいですよね!
雪の上はもちろん、草原の斜面を滑るのもまた良し。
足を取られることがないですから、昇り降りが楽で何回でも楽しめます。
天気の良い春の休日。家族で近所のお山にお出かけ。
早速持っていくそりの準備をしていたのですが。
なんと、雪の時に滑って底が破れてたのを放っておいたのです。そこだけじゃなくて、グリップのところも真っ二つに割れています。底だけに。
行きに新車を買って行ってもいいかなと思いましたが…たったここだけのダメージで捨てるなんてMOTTAINAI!何とかなるんじゃないか?
状態を確認します。欠けてる部品は無いので修理できそう。
さて割れている、割れている、と言いますがどんな具合かみてみましょう。
この通り、底が割れているのと、グリップが割れてます。キレイに割れています。
さいわいちぎれ飛んでるところがないので、接着したら治るんじゃないかな?
でも、それでは強度がないので、ある工夫をして強度を持たせてやろうと思います。
タイラップどめでプラスチックを縫い合わせる。
工夫とはこれです→「タイラップで縫い合わせる」。
バイクのカウルの割れとか、車のエアロ割れの修理でよくやる手法ですね。
これと接着剤合わせて頑丈に直してやりたいと思います。
タイラップ用の穴を開けて、接着してからタイラップどめ。向きに注意!
まず最初にタイラップを通す穴をドリルで開けます。 今回は3ミリ幅位のタイラップを使いました。適当な間隔で穴を開けて行きます。
そのあと断面に接着剤を乗って、ずれないように合わせます。
きれいに合いますね。そりって、ちゃんと砕けてバラバラにならない素材で作られてるんですねー。
タイラップの向きに注意して、穴に通します。 滑走面とか、グリップを握る手のひらが当たる所とかに、「ポッチ」が回ってこないように気をつけます。
締め込む時には、引っ張りすぎて断面がずれないように、なおかつきちっと面が合うように、加減してタイラップを絞ります。
ヒビの先端が広がらないように、ドリルで加工する
ヒビが入っているところは、ヒビが広がらないようにしてやりましょう。
ヒビの先端をドリルで○にしてやればOK。写真の上の方の穴がそうです。
タイラップ切るのは爪切りがギリギリまで切り込めてしかもキレイに切れる
びよーんと伸びたタイラップ。
これを切るのにオススメなのが、「爪切り」です。
はっきり言ってスゴイです。プラモに使うタミヤ模型の「精密ニッパー」並に切りしろを追い込みます。
ほれ!触ってもチクリともしません!
でももし、チクリが残るようなら、ライターで炙ってやると角が溶けて丸まります。
完成!今日一日壊れませんでした!直したところはね。
修理完了!
子どもたちもガンガン滑りまくってました。
修理箇所は全く問題なし!
いやー直して(直って)良かったです。こんな楽しい遊びの時間を与えて頂いたことに感謝!
(=人=)ナム
ん?なんか下の方にヒビが入ってる?
あー、これはですね…最後僕が乗ったのですが…
木の根っこに引っかかって盛大に割ってしまいました…
ごめんなさい…
思わぬところで罪を犯してしまうのが人間の悲しい定め…でも、これを直す術は既に与えて頂いているわけであります!また直しましょう!