古い車体だと、異音が発生したりするもんです。かかるであろう修理代と手間にプチ絶望しましたが、カンタンに解決してしまいました。
特定条件で異音発生!修理はどうする!?
ある日の通勤途中。モンキーで走っていますとふと、「ミィーーン」という音がしているのに気がつきました。え?こんな音してたかな? アクセル開度を変えてみたり、ブレーキ、ギヤチェンジとかしてみて、症状を探ります。4速でスロットル開度が小さいと鳴るようです。
- 「4速死亡説」
- 「エンジン寿命説」
- 「この前開けたライトがよくなかった説」
- 「この前ばらしたフォークがちゃんとついていない説」
いろいろと思い当たってプチ絶望したのですが、こうなると人間「なんとかカンタンに解決したい願望」というのが出てきて、「オイル変えたら直るかも」とか「電球換えたら直るかも」とか「ギヤチェンジの仕方次第でなんか上手くハマって直るかも(何がだ)」とかちょっと可能性が低くても楽に解決できることであってほしいと期待してしまうものです。そんなはずもないのに…あああエンジン乗せ換えはまたたいへんだよぉ(´・ω・`)…としばらく愕然としておりました。
ふとサイドカバーを押さえてみたら止まった?
そんなある日、走行中にいつもの異音が。なんとなしに、サイドカバーが共振してるんでないかと思い始め、試しに片手で押さえてみますと。音が止まった!?以前からちゃんと着かなくて、3点止めのところを2点で止めていたのです。これか!?
取り付けステーを修正して、本来の固定をする
家について、サイドカバーをはずしてみます。はめ込み式の固定になってる3点のうち、一カ所のステーが柔く、曲がって、穴がズレてカバーがはまらない状態だったのです(緑色の●で囲った部分)。これをぐいっと手で曲げて、カバーをつけてみますと、パコっとしっかり留まりました! 試走に出かけますと音がしない…エンジンでもミッションでもなかった!よかったよ…
原因究明は意外と簡単だったり、迷宮だったりする
しっかし今回は「なんとかカンタンに解決したい願望」以上にカンタンに直ってしまいました。音色、発生元を聞き分けるのは難しい。まあでもまずはカンタンに処置できる箇所から、順にゆるみやはずれが無いか確かめると、意外と外装で済んだりすることもあるってことです!まずは基本に立ち返り…あるべき姿に復元することが修理の原則ですね。 でもなんか説得力に欠けるな!まあいい! これでまた一つ心配事が解決して、さらにいい乗り物になってきたモンキーです(^ω^)。