型紙写しのイライラ解消!フリクションボールペンをチャコペンにすると作業が超スムーズ

チャコペンがどいつもこいつも使いにくくて困ってるなら、イイモノを見つけたので使ってみて下さい!文具コーナーで買えます!?

チャコペンってどれもイマイチ…使いにくくないすか?欠点を述べます。

どうも、縫物の作業カイゼンにいそしむoxygentukiでございます。

手芸用品の中でもイマイチ…使っていてスッキリしない道具の中の一つ、チャコペンの類。

型紙を布地に書き写すアイテムです。

そのどれもこれもが使いにくい!とわたくしは思います!

今まで使ったものは以下のもの。

1.チャコペンシル

色鉛筆のようなもの。鉛筆削りで芯を出して使う。

  • 布地に色が付きにくい。目立ちにくい。
  • だからといってチカラを込めて書くと芯が折れやすい…どないやねん!
  • だから芯を尖らせられない…細かく書けない。

2.チャコシート(ペーパー)

カーボン紙みたいに型紙と布地の間に挟んで、ヘラやルレットで上から押さえ、スジを転写する。結構くっきり線が書けるのがいい。

  • パーツがチャコシート1枚に収まらないとき、シートを動かしていくのが面倒。
  • 型紙の上からこすったり、穴を開けたりするので型紙が傷む。
  • 無駄に力んでしまう。
  • シートも傷んで行くので、使うのがもったい無い感覚になってしまう

3.チョーク

裁縫用のチョーク。削り方次第で結構細かい線も書けるし、書けばくっきりと見える。僕も最近はコレを好んで使っていました。

  • 削るのはカッターなどの刃物になるので尖らすのがめんどくさい。丸まるのも早い。字を書くのには向かない

4.水で消えるチャコペン

サインペン状の物。書いた線がくっきり見える。洗い落しやすい。

  • 水で消えるどころか、水がなくても時間が経つと消える。

水で消えるチャコペンで書いた線が自然消滅していて泣ける – 坊主生活

  • インク切れが早い

…とまあどれもガマンなしには使えないアイテムばっかりで、正直、型どり作業は憂鬱でした。

型どりでは裁断するパーツの形だけでなく、どこにボタンをつけるとか、袖の取り付け位置はここだ、タックはここまでつける、なんて細かな印も、チャコペンなどでつけることがあります。

紙に書くようにラクに布にも書けて、なおかつ、ちゃんと完成後に消える。

そんなペンないかなーと思っていたとこなんです。

すると…

手芸用品売り場に場違いなボールペンがひっそり売られていてピンと来た

…かどうかは知りませんが、妻が見つけてきたのがコレ。

パイロットの「フリクション」ボールペン。

なるほど、そうきましたか!

フリクションは専用の消しゴムでこすると消える…摩擦熱で消える→つまりアイロンで消せる!

ナイスアイディア!

このインク自体はどうなるのか?という疑問は残りますが、まあ洗濯すれば落ちるでしょう!

ちなみにマイナス20℃くらいになると、線が復活するらしいです。普通その心配はないでしょうけど…

開発者に聞く、インキの仕組み | 特集記事一覧 | PILOT LIBRARY | PILOT

チャコペン類にはない書きやすさ!ボールペンでもよく書けます

試し書きしてみました。

パジャマに使った、綿のサッカー生地です。

非常にくっきりかけます!そしてこの細さ!注意書きなどの文字も見やすくくっきり書けます。

さすがボールペン。でも固く細いペン先なので、多少織り目にひっかかったり、線がかすれたりしますが、その時はスピードをちょっとゆっくりにしてやればちゃんと書けますよ。

どうにも引っ掛かってムリ!って箇所は、デッサン調に優しく、サッサッと描くとインクが布に付き、線になります。

ボールペンなんでキャップしなくていいのもポイント高いですよね!マーカーでキャップ忘れてた時のダメージはでかいです…。

そしてフリクションなんで、間違ったら消せます!でも「色が消えてるだけ」でインクは布地に残っています。コレって何か影響あるかな…?

専用消しゴムでもいいし、アイロンでもこのとおり。

型どりに使ってみました。非常に発色がよく、線も細くて位置がはっきりします。

インクの付きもいいので力を込めなくていいから楽です。かなり使いやすいですね!

アイロンがかけられないのでご了承ください。

フリクションはアイロン熱で線が消えるので、つまり、

縫い代を折るときなどでアイロンが使えません!

ここは熱を使わない、「コロコロオープナー」を使いましょう!これも僕おススメの楽ちんツールです。はかどりますよ~

コロコロオープナーで縫物作業をスピードアップ!もっと縫物で創作しよう! – 坊主生活

道具がよくなれば、もっと裁縫が楽しくなります!

てなわけで、「フリクションボールペン」を使った型どり作業のご紹介でした。

これでめっちゃ快適に線が引けます!

こうして一つ一つの工程が楽に、楽しくなればもっと裁縫が楽しくなりますよ!