押入れリフォームで遊び場づくり5〜珪藻土の仕上げ編☆

珪藻土塗りの2回め。今日は仕上げの話。 長いこと記事化に時間がかかりましたが、これにて完成です!    

仕上げはちょっと高級なコテを使って

下塗りを終えた面が乾ききらないうちに、2回めを塗り重ねます。 ここで上塗り用の鏝(コテ)に持ち替えます。 仕上げ用はプラスチック製のモノと、ステンレスの薄板製のモノがあるんですが、使い比べたところステンレス製のほうが弾力があってコテの滑りもよく、軽快に塗れます。
ステンレスのほうが値段は上です。やっぱり。

うちに来ていた左官屋さんたちが使っていたのも当然、ステンレス製でした。

腕が未熟な分を道具の良さでカバーするため、迷わずステンレス製にします( ・`ω・´)。  

うまく塗るコツは柔らかめをたっぷり塗ること!

  ここから仕上げ塗りなんですが、僕なりのコツを紹介します!

1.珪藻土は気持ち柔らかめに作る。

水を十分に入れて。ホットケーキ生地くらいかな?

珪藻土を多めにコテにとって、長ーく塗り伸ばすと割とキレイに塗れる

少なくチョコチョコ塗っていくと、塗りムラができやすいです。そして珪藻土が固いと(水気が少ないと)
伸びにくく、これまたムラになります。

薄く塗ることに意識を取られすぎない

薄くしすぎて(力入れすぎて)下塗りがコンニチハ、なんてことも結構あるので、力はホドホドに、塗り伸ばすことを意識するとキレイに塗れますよ〜。

まあこれは何回もやって経験積むことですね。ほんと慣れたらキレイにできます!

  てな感じで一面塗っては次、一面塗っては次、と繰り返してすべて珪藻土塗り完了〜!

あとは塗り残しがないかチェック。
柱とのキワは結構うまくいかないので、あとからチマチマ塗り足しました。

塗り終わったら乾き切らないうちに柱と壁のキワに貼った、マスキングテープを剥がします。乾いた後だと、テープに引っ張られて壁材もぼろっと剥がれちゃいます。
床面の養生もはがしていきましょう。

完成の喜びは格別。チャレンジする価値あります

なーんか美しい部屋になりましたね!ビフォーアフター比べるとすごい差! 自分でやったったで!\(-o-)/満足度もひとしおです。

施工前
施工後
あとは乾燥させて…一週間くらいは独特な、磯っぽいにおいがします。
さらに、古い壁の上に塗ると、独特なにおいがするんで嫌な人は嫌かもしれません。

長いこと記事化に時間がかかりましたが、これにて完成です!
土壁を塗るのはプロに頼むしかない…と思いきや、自分でも(ある程度は)できるもんですよ。ぜひぜひチャレンジしてください。でも、仕上がりが大事な場所は、素直にプロに頼みましょう。 さすがに本堂や客間をやる自信はないです! まだ他にも直す壁はあるので、僕も引き続き精進いたします。 いや長かった。実質の作業時間は日中、丸2日くらいです。

今日の一品

いい道具は仕上がりを良くしますよ!実感しました。